津軽・乳穂ヶ滝のライトアップが心を魅了します
今日は津軽の冬の絶景スポット、乳穂ヶ滝のライトアップについてお話ししたいと思います。
乳穂ヶ滝の魅力
乳穂ヶ滝は存知ですか?
夏は涼しげな水しぶきを感じに、冬は氷の美しさを見に行きますよ。
乳穂ヶ滝は弘前市から西目屋村に向かう途中にある小さな滝なのですが、冬になると滝が凍って1本の柱になるっちゃ。
その姿はまるで白い絹糸のようで、夜にライトアップされると幻想的な光景が広がります。
乳穂ヶ滝の名前の由来は、厳寒期に乳白色に氷結することからだそうです。
乳穂という言葉には稲穂を積んだ山のようなイメージがありますが、それが氷になっても美しいということを表しているようですね。
乳穂ヶ滝は高さ約33メートルありますが、実は滝口近くまで歩いて登ることができますよ。
滝の裏側を登って行くのでなんとも不思議な感覚ですが、マイナスイオンがたっぷりでなんとも神秘的。
頂上に到着すると小さな祠があり、中央には不動尊、左側にはお稲荷様と薬師様、右側には龍神様と山乃神様が祀られています。
この祠は乳穂ヶ滝不動尊と呼ばれていて、創建年代は不明ですが滝の裏側をお堂から見ることができる日本国内でも稀な作りになっているっちゃ。
頂上までの道のりは曲がりくねっており、雪がない季節でも滑りやすいので歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
冬は路面が凍結しているので、かなり滑りやすくなっていますよ。
雪道に自信がある青森県民でも転ぶことがあるので装備を備え、気を付けて登ってけろ。
ライトアップ期間
乳穂ヶ滝のライトアップは毎年2月の第3日曜日に開催される「乳穂ヶ滝氷祭」に合わせて行われます。
この氷祭では毎年その年の作物の豊凶を占う儀式が行われます。
氷瀑(ひょうばく)の形や大きさからその年の収穫や天候を予測するそうです。
昔から津軽では農業や漁業に関わる人たちが多かったので、自然現象から未来を読み取ろうとする風習が残っています。
氷祭では地元の人たちや観光客たんげ賑になりますよ。
氷瀑を見上げたり写真を撮ったりするだけでなく、地元の特産品や食べ物の販売もあります。
私は毎年、りんごやにんにく、ねぶた漬けなどを買って帰りますよ。
乳穂ヶ滝のライトアップは18時から21時までで、入場料は無料です。
乳穂ヶ滝へのアクセス方法は、弘前市から車で約40分です。
弘前駅からバスも出ていますが、本数が少ないので事前に調べておくことをおすすめします。
また、近くには駐車場もありますが、冬は雪が積もっていることが多いので、運転に慣れていない方は注意してください。
乳穂ヶ滝は津軽の冬の絶景スポットです。
夏とは違った表情を見せる滝の美しさに感動すること間違いなしです。
ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
へばね~