汽車

津軽鉄道ストーブ列車で温まろう

津軽地方の冬は寒さが身にしみる季節ですが、そんな寒さを忘れさせてくれる特別な体験があります。
それが、津軽鉄道の「ストーブ列車」だっちゃ。
今回は、その魅力をご紹介しますね。

雪の津軽平野を駆け抜けるストーブ列車

ストーブ列車は、津軽鉄道が冬季限定で運行している観光列車です。
津軽平野を雪景色の中を駆け抜ける様子は、まさに絶景と呼ぶにふさわしいものですよ。

津軽鉄道のストーブ列車は、昭和5年7月15日に五所川原から金木間で初めて運行され、同年11月13日には全線開業しました。
その後、昭和19年から21年にかけて戦時中の物資欠乏のため一時中止されましたが、昭和22年から運行が再開され、現在に至っています。
現在運行されているストーブ列車は4代目の客車なのだそうですよ。
冬の寒い時期のみの運行なので注意してくださいね!

出発駅までのアクセス方法

津軽鉄道のストーブ列車に乗るには、まずは津軽五所川原駅まで足を運ぶ必要があります。
新青森駅から奥羽本線に乗り換えて「五所川原駅」まで向かいます。
アクセスは比較的便利です。

ストーブ列車に乗車するには、乗車券に加えてストーブ列車券が必要で、料金は500円です。
客車にはダルマストーブが設置されていて、その暖かさと共に地吹雪の景色を車窓から眺めることができるっちゃ。

津軽五所川原駅は、JRが発着する五所川原駅のすぐ隣にあります。
レトロな外観が印象的で、中も懐かしい雰囲気が漂います。
待合所にも暖かなストーブが設置されていて、地元の人々がほっと一息ついています。

ストーブのある車内

列車に乗車すると、昭和の時代を彷彿とさせる雰囲気が広がります。
向かい合わせの座席や木製の窓枠など、レトロな雰囲気が楽しめるっちゃ。
特に目を引くのが、名物のダルマストーブです。
車内がポッカポカに温まり、雪景色を眺めながらのんびりとした時間を過ごせます。

車内販売では、地元の名物である「スルメ」と「ストーブ酒」が販売されています。
スルメは、ダルマストーブの上で炙ることもできます。
ぜひ炙って召し上がってほしいですね。
また、ストーブ酒はストーブ列車オリジナルのお酒で、冷えた身体を温めるのに最適ですよ。

津軽鉄道のストーブ列車は、冬の津軽地方を存分に楽しむことができるっちゃ。
ノスタルジックな雰囲気漂うストーブ列車で、寒さを忘れて心温まる旅を楽しんでみてくださいね。

ではへばね~