雨

今日の津軽、雨の日の憂鬱を吹き飛ばすおすすめの家庭料理

梅雨時期の津軽は、雨が多いです。
太平洋側から湿った空気が流れ込みやすく、梅雨前線や台風の影響もあって、じと~っとした天気が続くことがよくあります。
梅雨入りすると憂鬱になっていまいますね。

梅雨の時期でも津軽の魅力は失われませんよ。
雨の日には家庭菜園や料理を楽しむのもいいですね。
今日は家の家庭料理について紹介するっちゃ。

うちの家庭料理

津軽地方では山菜狩りが盛んで、その収穫物を使った料理が楽しまれます。
山菜おこわはその代表的な一品で、春から初夏にかけて山菜が豊富に取れる季節に作られますよ。
おこわの主役は山菜で、タラの芽やわらび、ふきのとうなどをたんげたくさん入れるのがポイント。
ご飯と一緒に炊き上げ、香り高い山菜と米の風味が美味しいっちゃ。

雨の日には家でのんびりと過ごすことが多い津軽地方では、ねりこみもよく食べられます。
ねりこみは、煮物のような具沢山スープのような食べ物です。
具材がとろりとしたとろみで包まれているのが特徴的で、これは日本料理の「こくしょ」や「のっぺい」といった料理に似ていますよ。
また、甘みがある煮物なので、一部では和菓子の一種としても捉えられることもあるとか。

甘い食べ物は他にもあって、りんごを使った煮りんごは、おやつやデザートとして人気です。
りんごを蜜や砂糖で煮るだけだから作るのも簡単。
りんごパイの中に入っているような甘いりんごのデザートです
りんごの甘みとほんのりとした酸味が絶妙にマッチし、温かいスイーツとして家族みんな大好きだっちゃ。

うちの家庭料理の簡単な作り方

家族が大好きな山菜おこわの作り方を紹介しますね。

もち米は洗って一晩水に浸しておきます。
水気を切ったもち米と醤油みりん酒をボウルに入れて混ぜ合わせます。
蒸し器にもち米を入れて火にかけ、強火で30分ほど蒸します。
山菜の具は、3cm長さに切り、醤油みりん酒と煮汁を入れて煮含めておきます。
もち米を、大き目のボウルに取り出し、煮含めた山菜を煮汁ごと入れ、もち米を切るようにほぐしながら、全体に均一に色がつくように混ぜ合わせます。
材料が全て混ざったら蒸し器に戻し入れ、15分ほど蒸してから火を止め、7~8分蒸らします。もち米に芯がなければできあがり。

デザートには煮りんごもぜひ作ってみてください。
りんごを皮付きのまま水で洗い、芯をくり抜きます。
鍋に水と砂糖を入れ、煮立ったらりんごを加えて弱火で煮ます。
りんごが透明になり、砂糖がりんごにしっかりと絡んだら完成。

津軽地方の家庭料理は、地元の食材や季節の移り変わりを感じさせる味わい深い一品ばかりです。
晴れた日も雨の日も、家族や友人と共に食事して、心温まるひとときを過ごしてくださいね。

では、へばね~